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こういうスタイルもいい・・・。

2016 / 04 / 07

「古民家」・・というとどんなイメージをもたれるでしょうか?

黒光りする太い柱・・・、曲がり梁・・、土間・・・。

「古民家移築」なんて言葉があるように 東北地方などから

移築されている建物もあると聞きますし、実際に見学もしました。

でも、現代の居住スペースを考えた時に やはり少し間取りも

変わってきます。

以前の古い間取りを、そのまま使うのは少し無理があるのですね。

だから、柱に「欠き込み」があったりする建物も見られます。

じゃあ、新しく「古民家」造ってみよう!

そういう考えでプランしてみました。

柱は7寸角(21cm x 21cm)、

梁、桁、棟木は7寸x9寸(21cm x 27cm)

電気配線は 「碍子巻」(がいしまき)

漆喰の壁。

広い土間には「火」(薪ストーブ)と「水」(洗い場)を作り

靴のまま、踏み台に腰かけて 近所の方とおしゃべりしたり、

もらった野菜を冷やしたり・・。

そうそう、現地に大きな「上溝桜」(うわみずざくら)の木がありました。

何とか生かそうと考えましたが 思いのほか 根が広がっていて

将来、基礎にも影響が出る可能性があるので伐採しました。

3ヶ月乾燥させて、「曲り梁」には出来なかったけど、

使わせていただきました。

自分たちが考えた 現代の「古民家」です!

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