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ログハウスに住む(土地選定、プラン、資金計画)

2018 / 01 / 13

新年になって、お客さまから質問が届きました。

「ログハウスに住むにはどうしたらよいの?」(笑)

そうですね~。こうも 直球の質問をされるとは思いませんでしたが(笑)

一般の方には「今さら聞けない」(笑)かもしれませんね。

ではまず、「土地の選定」についてです。

これも、親の土地、先祖の土地、自分で購入しようという土地・・・

色々なパターンがあります。

まぁ、ぶっちゃけ言いますと、ログハウスの設計を多くした専門家、

「設計士」に一緒に観てもらうのが最良なのでしょうが、

そういう設計士は大抵、どこかのログハウスメーカーに所属しているでしょうから

「まだ、そこのメーカーに頼むとは決めていない」と言う場合は

中々「土地を見てもらえませんか?」とは頼みにくい状況ですね(笑)

しかし、ここで間違うと「ログハウスを建てようと思ったのに、建てられない

(もしくは、色々な規制が掛かる」という状況になりかねません。

なぜなら、ログハウスを建築する場合、通常の「建築基準法」だけでなく

「消防法」や「丸太組基準法」などが最低必要になりますし、他にも

排水経路の関係や、補助金なども調べておいた方が資金計画にも

影響する場合もあるからです。

ログハウスでなくても、家を建てる場合、

新しく購入する土地で「不動産業者」が仲介に入る場合

「重要事項説明書」が購入前に説明されます。

しかし、これはあくまで「土地に関する情報」であって、

「そこにどんな建物を建てるか」というのは購入者(お客様)が調べるべき問題です。

そして、ほとんどの不動産業者さんは、(ごくまれに例外の方はいますが)

建築の知識がない方がほとんどです。

また。建築の知識が無くても不動産(土地)の売買には何の問題もありません。

これは、自分が宅地建物取引主任者(現在は士になっていますが)の試験を

受けた時に試験に出ませんでしたので間違いありません(笑)

「建築の知識がない不動産業者」さんが「土地の情報のみの重要事項説明書」を

「一般のユーザーである(専門知識がないという意味です)お客さん」に説明し

土地を販売する・・・ということで起こる間違いもあります(時々ですが・・)

勿論、「家を建てるための土地」ということでは、不動産業者も理解していますので

「家が建てられない土地」を売った場合は罪になります。(説明なくです)

しかし「木造の家を建てようと思ったら、消防法の関係で木造は建てられなかった」

「ログハウスを建てようと思ったけど、延焼ラインを考えると思うようなプランが出来なかった」

「ログハウスを建てようとしたら、窓、ドアなどを特殊なものに替えなければならなくなって

金額がアップした」

・・などは私たちが経験した中でもあった話です(もっとひどいものもありました)

不動産業者さんが入っても、そのようなことになる場合もあります。

親の土地や、先祖の土地などは、だれも説明してくれませんし、

ちゃんと「相続」されているか?

親が保証人になってくれるか?(借入の場合)などの問題もあります。

それを防ぐためには、やはりまずは自分が建てたい家

(木造やログハウス、鉄骨やRCでも同じと思いますが)の専門家に

「まだ、おたくにお願いすると決めたわけではないけど土地の事を調べてもらえますか?」と

聞くべきだと思います。

ついでに費用が掛かるかどうか?も確認してください。

高額な金額を請求されるところもありますし、無料・・というところもまれにあります。

ちなみに当社は、 実費と交通費のみお願いしています。

当社の場合「ログハウスを建てるための土地の報告書」としてお送り致しますので

小運搬が必要かどうかとか、補助金などの有無や関係法令は全て調べますので、

必ず(他メーカーで建てる場合も)お役に立つと思います(笑)

まずは、土地の選定に関してでした。

ログハウスに関するご質問はこちらへ→contact@tomsawyervillage.wp

#ログハウス九州、#ログハウス福岡、#ログハウスに住む。

 

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