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来週から、「分離発注」によって建てられるハンドカットログハウスの棟上げが始まる。
「分離発注」とは、契約を「キット販売契約」「設計管理契約」「建築施工契約」の
3つの契約に分けるものです。
「設計管理契約」に基づき設計士はオーナーと相談しながらログハウスの図面を仕上げ
積算をし、地元の工務店を選別し、工事中は業者の管理を行います。
「キット販売契約」に基づきログハウスメーカーは海外もしくは国内にてログハウスの加工を
行い、現地までのログハウスキットの搬入を行います・
キット内容は設計士が確認します。
「建築施工契約」によって地元の工務店は設計士の指示に従い工事を完成させます。
それぞれの契約によって金額はオーナーより直接支払われますので「明朗会計」で
余計な経費は発生しません。
ログハウスの請負契約より 若干、金額も安くなるというメリットもありますが
良い事ばかりではありません。
まず、設計士の負担は大きくなります。(あまりやりたがらない 笑)
そして、オーナーにも「自己責任」という責任が発生します。
まず、設計士と金額の相談をしながらプランを作る作業が発生します。
まず、そこですね。
まず、自分の予算をはっきりさせる事。
金融機関に行って自分の信用情報などを提供し、自分が借りられる
(もしくは、自己資金を出せる範囲)をしっかり確認する事です。
時々、(00万円位で仕上げたい、でもできるだけ安く」と言う方もおられますが
これは注文住宅の場合(ログハウスでなくても)設計者が一番困るパターンです。
どなたでもそうですが、たいていの方はy「予算より希望が上!」の場合が多いです。
設計者はある程度の「コストダウン」の方法は知っていますが、それでも限りはあります
あまり無理ばかり言われると「価格優先」の建物しか出来なくなりますね(笑)
自己の予算を確認し、設計士と相談しながら、予算を掛ける部分と妥協する部分を
明確にして図面を完成させる。
それが分離発注のコツなのかもしれません。
そんな、こんなで施工する「分離発注」物件が、来週から上棟予定です(笑)
楽しみです・・。